競馬というものは、やればやるほど深みに嵌まり奥が深いのですが、競馬について全く知らない方にはチンプンカンプンな事ばかりの様です。ディープインパクトが3冠を取った際にも、落合とどっちが凄いの?と訊いてくる有様です。
そんな皆様の為に、このページでは競馬の仕組みを簡単明瞭に解説していきたいと思います。今回は競馬の華、レースに焦点を当てたいと思います。
競走馬としてのデビューは2歳の春以降になります。個体差によりデビューが遅れる馬もいまして、遅い馬になると3歳以降という馬もいます。
レースに出走できるようになるまでには様々な訓練が必要になりますから、デビューまでの期間も大事なのです。例えば馬は生まれながらにして人が跨れる動物ではありません。長い時間を掛けて人が乗れるように馴らします。最初は鞍を装着するのも嫌がりますし人の言う事も聞きません。一つ一つ課題をクリアして、ようやく競馬場に来る事ができるのです。
レースは条件毎に分けられており、その馬の条件に合うレースにしか出走させる事はできません。(※例外として格上の条件のレースには出走させる事ができます。格下のレースには、もちろん出走できません。)
デビューしたばかりの馬は基本的には新馬戦というレースにしか出走できません。そして新馬戦を勝ち上る事ができれば、賞金が出て、次のクラスの500万下というレースに出走できるのです。基本的には、その馬の獲得賞金がその馬のクラス分けの判断材料になります。こうして勝ち上がる度にどんどん上のクラスに昇っていきます。これらのレースの事を条件戦、条件戦の馬を条件馬と言います。
クラス分けの流れ 新馬戦・未勝利戦→500万下→1000万下→1600万下
(※実際のクラス分けは、馬の年齢やレース施行時期により大幅に変わります。)
条件戦を全て勝ち上がると、晴れてオープン馬となり、オープン戦に出走できるのです。オープン戦には、オープン特別と言われるレースの他に、重賞レース(グレードレース)があります。重賞レース、つまりG3・G2・G1レースに、ようやく出走する事が叶うのです。
オープン特別→G3→G2→G1
競馬をやらない方は、以上の事を存じ上げておられない場合が多いです。私の知り合いにも、「レースなんて適当に馬を選んで走らせてるだけでしょ?」と言っておられた方がいました。しかし、ここまで読んで頂いた皆さんでしたら、競馬のレースについて大体のところは分かって頂けたものと思います。要するに馬の世界も大変だという事です。
以上を鑑みると、3冠馬ディープインパクトは一番グレードの高い、最高峰のレースG1レースを3つも勝ったのです。しかもクラシック3冠です。凄いじゃないですか。ちなみにクラシックとは3歳馬のみが出走できる、皐月賞・日本ダービー(東京優駿)・菊花賞の3大レースの事です(H18年8月現在、G1を5勝)。
でも競馬に興味が無ければ、「へぇ〜そうなの?」で終わりですね。落合を引き合いに出されるのも致し方ありません。
かく言う私は、未だかつてディープインパクトが出走したレースで馬券を取った事がありません。ディープのあまりのオッズの低さについつい妙な馬に手を伸ばしてしまうのです。正直なところ、私にとっちゃディープなんて、3冠取ろうがどうなろうが知ったこっちゃないのです。でも凱旋門賞は陰ながら応援してますよ、一応。
('06年10月2日加筆)ディープインパクト、惜しくも3着でした。我ながら思わず画面に見入ってしまいました。まぁ競馬って思うようにはなりませんよね、本当に。
('06年10月20日加筆)薬物ですか…さすが競馬、懐が深いです。
初心者でも分かりやすい、レースの仕組み 終わり